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【ジャンル別】オーディオブックのメリット・デメリット【audiobook.jp】

読書
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先日からオーディオブック配信サービスのaudiobook.jpを利用しています。

実際にいろんなジャンルの本を聴いてみました。

小説、エッセイ、暮らしの本、名著、自己啓発本、語学学習の本…などなど。

実際に読んでみてそれぞれにメリット・デメリットがありました。

この記事は以下の方におすすめです。

  • audiobook.jpを使った感想を知りたい
  • いろんなジャンルの本を聴いてみようと思っている
  • 通勤時間や隙間時間を有効に使いたい

audiobook.jpのジャンルに共通するメリット

audiobook.jpでいろんなジャンルを聴いてみて共通するメリットを書きます。

隙間時間に聴ける

移動中にも聴けるので通勤時間などの隙間時間に利用して時間を有効活用できます。

徒歩での移動中や電車のなか、掃除をしながら…などいろいろな場面で気軽に聴くことができます。

ただ電車のなかは周りがガヤガヤしてると聴き取りづらいというデメリットはありましたね。

私的には徒歩中に聴くのが一番集中して作品を聴くことができました。

残り時間がわかる

audiobook.jpの作品は全体の残り時間、その章の残り時間がわかるようになっています。

なのでどのくらいで作品が読めるのかわかるというのも使いやすいポイントかなと思います。

ハウツー本であれば1時間~4時間くらい、小説は10時間くらいのイメージです。

読んだ章は既読マークがつく

読んだ章は既読のマークがつくので、どこまで聴いたか迷うことはありませんでした。

章ごとにわけて聴くと飽きずに聴ける気がします。

細かく倍速を設定できる

倍速は0.5倍から4倍までと幅広く、細かく設定することができます。

といっても速度をあげて聴きとれるのは2倍くらいだと思います。

2倍以上にするのは語学学習など、外国の言語のスピードに慣れるために使うのがよいかと思います。

audiobook.jpのジャンルに共通するデメリット

audiobook.jpでいろんなジャンルを聴いてみて共通するデメリットを書きます。

値段が高い

正直、月額の会費が高いと感じてしまいます。

また作品によっては月額料金に加えて別途購入しないと読めない本もあります。

作品によっては紙でも欲しいな…という本もあるので、両方購入すると結構な額になりますね…。

ない本もある

人気の本、とくにビジネス書などが多い印象です。

ですが、ない本も結構あります。

私は三浦しをんさんが好きなのですが、検索してみたところあまり作品がありませんでした。

オーディオブックを聴いて時間を有効活用したいという人は、ビジネスマンが多いイメージです。

なので小説は少ないのかもしれないですね。

もう一度聴きたい部分を探すのが難しい

小説などで気に入った場面、ハウツー本でもう一度復習したい場面などもう一度聴きたい場面をあとから探すのが難しいです。

気に入った部分には「しおり」をつけられる機能がありますが、正直いちいち止めてマークするのが面倒なんですよね。

徒歩で移動中だったりすると、なかなか一旦立ち止まって端末を操作するというのが億劫です。

小説のオーディオブックのメリット・デメリット

小説を読んでみて感じたメリット・デメリットがいくつかありました。

読んだ本は「夢をかなえるゾウ1」(水野敬也著)です。

ただ「夢をかなえるゾウ1」は自己啓発の本とされていますが、形式的に小説といったほうがしっくりきます。

なのでここでは小説扱いにさせていただきます。

導入のジングル(効果音)があり集中しやすい

まず最初に読んだ本は「夢をかなえるゾウ1」を読みました。

自己啓発の本ですが、ハウツー本の形式ではなく物語性がある小説の形式で書かれています。

章の最初にジングル(短いフレーズの効果音)があり、世界に入り込みやすいです。

ラジオドラマみたいで話が入ってきやすい

何人かのナレーターの方が演技をして読んでいる感じなので、ほとんどラジオドラマのような感じです。

ところどころでBGMも流れるし、ほとんどドラマのような感じで聴くことができます。

文章を目で見て読書すると、淡々と自分で読んでいくだけなのでとき場面がイメージしづらいときがあります。

ナレーターの方の演技も違和感なく聴きやすかったです。

効果音があるのでイメージして聴きやすい

ところどころに効果音が入るのでイメージしやすいです。

煙草に火をつけるためにライターをつけるシーンがあるのですが、「カチッ、シュボッ」のような効果音があります。

些細なことですが、少しの効果音だけでかなり場面がイメージしやすくなります。

関西弁のイントネーションが気になる

ガネーシャという関西弁のキャラクターがいるのですが、関西弁のイントネーションが気になります。

私が関西生まれなので特に気になるのかもしれませんが…。

アニメやドラマなどで声優や俳優の関西弁に違和感があるときと同じ感じです。

ただ慣れてしまえば聞きづらい…というほどでもないです。

生活の知恵の本のオーディオブックのメリット・デメリット

「一ヶ月で身につくスッキリ整理整頓術」(ビジネスマップ編集部著)という本を読んでみました。

ざっくり言うと掃除の本です。

具体的なやり方を音声で聴くことでやる気が出る

シンプルな方法で具体的なやり方を書いているので再現性がありそうな感じがしました。

具体的なやり方を音声で聴くことで自分もやってみようと思えます。

掃除をしようと思っているときに事前に掃除に関する本を聴くとやる気が出ると思います。

箇条書きの部分が多く全部覚えられない

ハウツー本にありがちなのですが、章の最初や最後に箇条書きで大切なことがいくつか書かれています。

5個くらいあるポイントを音声で一気に説明されても覚えられません。

そのため、読書のメモが必要だと感じました。

ただオーディオブックの一番のメリットは、ながら作業をしながら聴くことだと思うので、聴きながらメモを取るというのは効率が良くない気がします。

ただハウツー本系は再生時間が短いものが多いので、耳で読書をすることだけに集中してテーマを決めて学習するにはいいと思います。

淡々と進むのでかなり集中して聴かないといけない

効果音もBGMもなく、ただひたすら淡々と進むので一息つく間もない感じです。

集中して聴いているときは話が入ってきやすいですが、掃除をしているときなど何か作業をしながら聴くというのは向かない気がしました。

聴くのならオーディオブックだけに集中してメモを取るのがいいと思いました。

難しい言葉が出てきたときに焦る

本書を聴いているとき”DPI”という聞きなれない言葉が出てきました。

急に出てきたので「えっ!何この言葉?」となり、そのあとの説明が頭にしっかり入ってきませんでした。

紙の本で読書すれば見慣れない単語があってもすぐ見返すことができますが、音声だと聴き返すのがちょっとめんどくさいですね。

名著のオーディオブックのメリット・デメリット

名著もいくつか作品がありました。

夏目漱石の「坊ちゃん」があったので聴いてみました。

耳から聴くことで話が入ってきやすい

耳から聴くことで話がスラスラ入ってくる印象を受けました。

坊ちゃんは以前途中まで書籍で読んだのですが、昔の作家の本なので注釈が何回も入ります。

注釈については割愛されていましたが、別段なくても大筋の話は分かったので困りませんでした。

逆に以前に書籍で読んだときは、どうしても注釈を見てしまってなかなか話が進まない…ということがありました。

朗読の人が上手いので聴きやすい

朗読の人が西村俊彦さんでした。

西村さんは俳優の方なので、出てくる登場人物を巧みに演じ分けており「今の誰のせりふ??」と混乱することがなかったです。

また感情的な部分などもうまく表現されており、話に入り込めました。

わからない言葉が出てくる

夏目漱石は文豪のなかでも比較的、読みやすい作家ですがわからない言葉がいくつかありました。

昔の言葉遣いで「つらまえる」とか聞きなれない言葉がたくさん出てきます。

「つらまえる」くらいだったらいいのですが、「竃(へっつい)」とか難しい言葉が出てきます。

また熟語などであれば漢字から意味を推測できるものもあると思うのですが、耳で聴くとそうもいかないので…。

ただ多少わからない言葉があっても8割くらいは内容は理解できました。

ビジネス書のオーディオブックのメリット・デメリット

ビジネス書は「LESS IS MORE 自由に生きるために、幸せについて考えてみた」(本田直之著)を読みました。

引用の詳細がすべて読まれる

この本は北欧の幸福度の高さについて言及されているのですが、引用した書籍などが細かく読まれてしまいます。

本を読んでいて、その中で別の本が紹介されていたら今度読んでみようかなとなることもあると思います。

ですが全部引用を読まれるのは、ちょっと話の腰を折っているなぁという印象がしました。

ただ著作権的な観点から仕方のないことではありますね。

どこから引用なのかややわかりにくい

耳で聴いているとどこからが「」(かぎかっこ)で始まる部分なのかわかりにくいところがあります。

そのため一部聴き直したりしました。

アンケートの氏名や国籍まで律儀に読まれる

北欧に住んでいる方を対象にたくさんの方にアンケートをとっていますが、アンケートも全部氏名、国籍、職業と詳細に言及されます。

文字で読むと読み飛ばしたりできますが耳で聴くと「聴き飛ばす」ということはなかなかできないです。

ただこれも仕方のないことではありますね。

造語の言葉(漢字)がわからない

途中、村上春樹の造語だという言葉、「しょうがくせい(?)」だか「しょうかくせい(?)」という言葉が出てきました。

よく聴きとれないし、耳から聴いているだけだとどんな漢字で書かれているのかわかりません。

ただ前後の話の内容から何を言わんとしているのかはわかりましたが…。

やはり一番の問題は難しい言葉が出てきたときや造語が出てきたときです。

この記事のまとめ

1か月audiobook.jpを利用してみましたが4冊の本を聴くことができました。

やっぱり電車のなかや徒歩でも移動中にも聴くことができるのは大きなメリットですね。

ただ図をダウンロードしないといけないときもあるので(図はなくてもそれなりに理解できるけど)そこがネックですね。

ビジネスマンの方などはたくさん本から効率よく知識を得たい人が多いのでそういった方にはオススメです。

ただない本も多いためそこは注意してください。

audiobook.jpの登録は以下からできます。

初回は14日間無料でお試しで利用できます。

まずはお試しから初めて見るのがいいかと思います。

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