バンドって何人から「バンド」と呼ばれるんだろう?
バンドをしたいけどメンバーを何人集めればいいんだろう?と思っている方もいるのではないでしょうか?
一般的にソロでなければバンドと呼ばれます。
またバンドの人数や形態は様々です。
それぞれに特徴がありメリット・デメリットもあります。
この記事では様々な形態のバンドを紹介していきます。
音楽的にも特徴が変わるのでそのあたりも詳しく解説しております。
是非最後までお読みください!
バンドではどんな楽器が使われる?
ポップスやロックなどの場合、ボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムなどが一般的です。
サックスなどの管楽器がいる場合もありますね。
管楽器が入ると一気にオシャレっぽくなります。
その他はパーカッショニストがいる場合などいろいろなパターンがあります。
楽器の他、DJやパフォーマーがいる場合もあります。
バンドの人数は様々!それぞれのバンド編成の特徴
一般的にソロでなければバンドと呼ばれます。
ただしソロの場合でもソロユニットと呼ばれることもありバンドサウンドを奏でている場合があります。
2人編成の場合、デュオとも呼ばれることがあります。
バンドはいろいろな編成によりそれぞれ音楽の特徴が違うという点があります。
2人編成のバンド
2人編成のバンドはホワイトストライプスなどがいます。
ギターボーカルとドラムという変わった形態のバンドです(他にも担当楽器があるみたいです)。
ギター2人の場合だったら一般的にはデュオと呼ばれます。
ベースやドラムがいない場合が多いのでアレンジがかなり限られます。
3人編成のバンド
3人編成のバンドだとギターボーカル、ベース、ドラムが一番多い構成だと思います。
ギターボーカルの代わりにベースボーカルの場合もあります。
一般的なバンドサウンドを奏でたいなら最低3人はメンバーが必要でしょう。
ただ楽器が少ないので音に厚みが出にくいという特徴があります。
その一方でサウンドが尖りやすくなりがちだったりします。
3人しかいないためミスも目立ちやすいので演奏技術がある程度ないと評価されないかもしれません。
音楽活動を始めたばかりだと最初はなかなかメンバーが集まらなかったりします。
最初はとりあえずスリーピースから始めて徐々にメンバーを集めるというのもアリですね。
4人編成のバンド
4人編成のバンドだとギターボーカル、ギター、ベース、ドラムの構成が多いのではないでしょうか。
ギターが2人いることでいろいろなアレンジができます。
ギターはバッキングギターとリードギターに役割を分けられます。
簡単に言うとバッキングギターは伴奏、リードギターはギターソロなどの目立つフレーズを弾く役割です。
その他ギターで1本でピアノの場合もありますね。
ピアノボーカル、ギター、ベース、ドラムのようなOfficial髭男dismの形態もありますね。
5人編成のバンド
5人編成のバンドで多いのはギターボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムなどですね。
サカナクションなどがこの形態です。
またはボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムなどもありますね。
5人編成のときはキーボードが加入している場合が多い印象があります。
キーボードが入るとバラードなどを演奏する際はとても曲がきれいになりますね。
また、チェロボーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラムという珍しい形態で活動していたのあのわなどもいます。
6人編成のバンド
6人編成のバンドは気志團などがいますね。
6人編成の場合だとトリプルギターであったりDJやサックスがいる場合もあります。
夏目友人帳のオープニングテーマが有名なLONG SHOT PARTYはボーカル、ベース、ギター、ドラム、トランペット、サックスという形態でした。
管楽器が入る場合だとと一気にオシャレなかんじがします。
またここまで人数が多くなってくるとメンバー内にパフォーマーがいる場合もありますね。
ビッグバンド
大人数で構成されるバンドのことをビッグバンドと呼びます。
ジャズなどの演奏によくみられる形態です。
トランペット、トロンボーン、サックスなどの管楽器が複数いる場合が多いです。
大人数のバンドの特徴
大人数のバンドだと楽器も多くアレンジに幅が出ます。
一方で大人数ならではのデメリットもあります。
大人数のバンドのメリット
- スタジオ代などが安い
- 音に厚みが出る
スタジオ代やライブなどの活動費を大人数で割り勘するため活動費が安くなりやすいです。
音楽活動をするにはレコーディング代やフライヤーの印刷代など様々な出費がありますので活動費用が安いに越したことはないです。
また大人数だと音に厚みも出やすく楽器も多いためいろいろなアレンジができます。
大人数のバンドのデメリット
- 全員の予定を合わせづらい
- 全員の意見を合わせづらい
大人数だとスタジオ練習の日やライブの日などの予定を合わせづらいというデメリットがあります。
練習のときはまだいいのですが本番では一人も欠けるわけにはいかないですからね。
またバンドの方向性や活動頻度などの意見が大人数だと合わせづらいことが多いのではないでしょうか。
趣味でやっていくのか、プロを目指すのか、プロを目指さなくても収益化は目指すのかなど…。
いろいろな方向性が考えられますが全員が同じ意見というのはなかなか難しいと思います。
大人数だとメンバー内である程度妥協することも必要になってきます。
少人数のバンドの特徴
少人数のバンドでは楽器が少ないためどうしてもアレンジが限られてしまいます。
一方で少人数なのでそんなに気を遣わなくてもいいというメリットがあります。
少人数のバンドのメリット
- 意見や方向性を合わせやすい
- 予定が合わせやすい
人数が少ないため意見を合わせやすいというメリットがあります。
また予定も合わせやすいです。
少人数のバンドのデメリット
- スタジオ代などが少し高い
- アレンジに工夫が必要
少人数のためスタジオ代やライブにかかる費用などがやや高くなりがちです。
また楽器が少ないためアレンジするにも限界があります。
私が経験したバンドの人数による違い
私は今までに何度かバンドを組んできました。
3人編成、4人編成、5人編成…などなど。
それぞれ感じた特徴を以下にまとめました。
3人編成(ギターボーカル・ベース・ドラム)
3人編成のバンドだと予定が合わせやすいし、そこまで気を遣いません。
ただギターが1人しかいないのでギターソロなどが出来ないのがデメリットですね。
音の厚みも少ないため工夫しないと曲に隙間ができてしまいます。
一方で少人数なのでバンドの方向性が一致しやすいのはメリットかなと思いました。
4人編成(ギターボーカル・ギター・ベース・ドラム)
バンドは4人編成が一番多いと思います。
バンド内に2人ギターがいればバッキングギター、リードギターと役割を分けられます。
私の音楽的好みもあるのですが、正直このときが一番音楽的にはバンドらしかったと思います。
5人編成(ボーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラム)
5人編成のバンドの時は当たり前ですが一番音に厚みがありました。
ギターでもキーボードでもソロが弾けるのでアレンジの幅も出ます。
ただメンバー同士で相性が悪い人もいたので、人数が多い場合だとバンド内で気の合わない人などが出てくるんだなぁと思った覚えがあります。
人数が多いからこそのデメリットですね。
この記事のまとめ
2人からでもバンドとは言われますが一般的なバンドサウンドを奏でるには3~4人のメンバーが最低限必要です。
バンドの人数や形態によって曲の特徴が変わってきます。
バンドと一口に言っても実に様々な形態があることがわかります。
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