大人になってからピアノを習ってみたい…という人によく出会います。
でもピアノを習ってみたくてもレッスン代が高いし続くかどうかわからない…という人も多いんじゃないでしょうか。
だけど独学だと何から手を付けていいかわからない…。
そこでこの記事ではピアノを練習しはじめたとき、何から学ぶべきかをまとめました。
この記事は以下の方におススメです。
- ピアノを習いたいが何から手を付けていいかわからない
- 独学で弾いているがなんだか違う曲になっている気がする
- 音楽の基礎、基本だけでも身につけたい
ぜひ最後までお読みください!
大人のピアノ初心者がまず最初にやるべき練習法
楽器を練習する場合、スポーツと同じでメンタル面も大事です。
もちろんメンタル面以外にも基本的な知識をつけることも大切です。
最初に身につけておきたい基本的なことをまとめました。
- 「できない」という思い込みをなくす
- 拍子をとるクセをつける
- 楽譜は徐々に読めるようになればOK
- 決まった指遣いをする
- 簡単な童謡を弾いてみる
「できない」という思い込みをなくす
まず一番大事なのは気の持ちようです。
「自分はできる!」と思って練習する人と「無理かもしれない」と思って練習する人、どちらが上達するでしょうか。
明らかに前者ですよね。
最初から難しい曲が弾けるはずないのです(たまに天才的な人がいますが、そういう人は特別です)。
姿勢をしっかりして正しい指遣いで「ドレミファソ」と弾いてみるだけでも立派にピアノを弾いたことになります。
正しい姿勢、基本的な指遣いはしっかり身につけるようにしましょう。
簡単なフレーズでも弾けたら「できた!」と思うことが大事です。
拍子をとるクセをつける
ピアノを教えてるとき、それまで独学だった方や初心者の方みんなに共通点があります。
「音は間違えないようにするのにリズムや拍を気にしていない」という点です。
ぶっちゃけ音を多少間違っても拍子をしっかりとってリズムがきちんとしていれば曲に聴こえます。
4拍子の場合「1,2,3,4」と数えます。
均等な長さで数えること!
1が短くて、2がめっちゃ長いとかだったら数える意味がないですからね。
拍子を数えるクセは必ずつけてください。
楽譜は徐々に読めるようになればOK
楽譜は徐々に読めるようになってくるので、無理して最初から覚えなくても大丈夫です。
とりあえず「ド」の位置は低いところ、真ん中、高いところを覚えましょう。
#とか♭とか記号の名前とかその他の音楽記号とかも、最初はなんかそういうのがあるんだなーくらいのノリで覚えておけば大丈夫です。
決まった指遣いをする
ピアノに限らず楽器は指遣いがとても大事です。
指遣いのことを運指(うんし)といいます。
毎回毎回違う運指で弾いていては上達しません。
かならずどの指を使うか決めて練習してください。
右手、左手の指番号もかならず覚えるようにしてください。
簡単な童謡を弾いてみる
ある程度基礎ができたら実際に曲を弾いてみましょう。
「メリーさんのひつじ」や「チューリップ」など「ドレミファソ」しか使わない曲が簡単でいいかなと思います。
簡単な曲ですが、ここで大事なことは「指遣い」「拍子をとること」「音をしっかり鳴らすこと」です。
そして何より「一曲弾けた」という事実が大事なのです!
短い曲だけど「弾けた」ことに変わりありません。
難しい曲が弾けるようなプロの人でも最初は地味な練習からスタートしているものです。
簡単な曲で音楽の基礎基本を身に着けることで、やがて難しい曲も弾けるようになっていくのです。
この記事のまとめ
いろいろ書きましたが、上達するうえで一番大事なことは「続けること」です。
「エリーゼのために」を弾くのにも普通は2,3年かかります。
毎日8時間練習すれば、もっと早い期間で弾けるようになるかもしれませんがキツイ練習でピアノが嫌になってしまっては元も子もありません。
基礎基本を学んでいるときは、ゆっくり・じっくり学んだ方がいいです。
その後効率のよい練習法を模索するのがよいと思います。
ちなみにこのブログも最近はアクセス数が割とありますが、その前は3年間フリーブログで文章を書き続けていました。
何事も上達するにはある程度の時間は必要です。
無理なく楽しんで弾くのが一番上達するのではないかなと思います。
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