ピアノの練習時間がとれない、なかなか上達しない…。
そうお悩みの人も多いのではないでしょうか。
平日は仕事や学校があってなかなか練習が難しいことも多いですよね。
今回は忙しい日と余裕がある日別に私のやっている練習法をお教えします。
私は4か月後の音楽教室で9曲、1か月後の自分のライブで6曲ピアノを弾かなければいけませんが全然余裕です(クラシックではなくポップスなので…)。
今は人前ではポップスを弾くことが多いですがクラシックピアノもずっと練習してきました。
先生や友達に弾けるようになるのが早くてすごい!と何度も褒められたこともあります。
この記事は以下の方におすすめです。
- ピアノを練習したいが忙しい…
- 効率の良いピアノ練習法が知りたい
- 人の練習法が気になる!
効率のよい練習の仕方になっていますので是非最後までお読みください!
ピアノ練習のルーティンとは?習慣化する方がいい理由
ピアノ練習のルーティンを作りましょう。
ルーティン化すると習慣になるメリットがたくさん!
- 練習がクセになる
- 毎日習慣化することで指が鍛えられる
- 毎日練習すると自然と覚えられる
練習がクセになる
ピアノに限らず、楽器の練習を毎日やるようになるとクセづきます。
自然と「今日はまだ練習してない!やらなきゃ!」という気持ちが芽生えます。
寝る前の歯磨きといっしょですね。
毎日習慣化することで指が鍛えられる
練習がクセづくと毎日自然と練習したくなります。
毎日指のトレーニングを3分するだけでも一ヶ月で90分、一年で1095分にもなります。
1095分は時間に直すと約18時間です。
18時間も指のトレーニングをしていれば(正しく弾いていればですよ!)必ず上達します!
毎日練習すると自然と覚られる
後述しますが毎日のピアノ練習では部分練習が大変重要です。
難しいところだけ取り出して、毎日部分練習をしていれば必ず弾けるようになります。
また何度も繰り返して弾くためその部分は自然と暗譜していることが多いでしょう。
余裕がある日のピアノ練習
休みの日など余裕がある日は譜読みやとおし練習もしましょう。
部分練習もして効率アップ!
- ハノンは練習の効率化に最適!
- 譜読みを進める
- 部分練習
- とおし練習
ハノンは練習の効率化に最適!
ハノンを知っていますか?
曲ではなく指のトレーニングの教則本です。
すこし弾くのが難しいのでバイエル下巻レベルくらいから取り入れるほうがいいと思います。
薬指と小指は力が弱く誰が弾いても弾きにくいですが、ハノンを使えばその2本の指も鍛えられます。
いろんなパターンのトレーニングが収録されています。
後半には音階練習やアルペジオもあるので大変有益な教則本です。
譜読みを進める
新しい曲を演奏しなければならない場合は余裕がある日にある程度譜読みを進めましょう。
最初から一気に譜読みするとかえって時間がかかるので少しずつ。
4~8小節くらいの短いフレーズの単位をとりだして、ゆっくり練習します。
慣れてきたら、人が聴いてもストレスにならないくらいの速さで練習します(ちょっとくらいならテンポが遅くても構いません)。
さらに慣れてきたらテンポアップ…という感じ。
テンポアップは同日にしてもいいし、別の日に練習しても構いません。
もちろんあまりにも難しいフレーズは1小節単位など細かく区切っても問題ありません。
部分練習をするのが効率の鍵!
楽器の練習でもっとも大切なのが部分練習です。
弾ける部分ばかりを弾いていても意味がありません。
よくミスする箇所、弾きにくい箇所をとりだして部分的に練習しましょう。
最初はゆっくりで構いません。
わたしの場合はゆっくり5回弾いて、そのあと普通のテンポで5回弾きます。
そのあと徐々にテンポをアップしていきます。
とおし練習は1,2回だけ
曲を覚えると楽しいのでとおし練習がしたくなることがありますが毎日の練習では1、2回するくらいで十分です。
とおし練習に体力を使うなら、その時間を部分練習にあてるほうが効率がよく上達も早くなります。
おすすめはハノンで指のトレーニングをした後、最初にとおし練習をします。
そこで気になった箇所を部分練習して最後に確認でまたとおし練習をします。
練習はある程度計画を立ててするほうが効率がよく上達も早くなります。
私は学生のころは休みの日に8時間、曲をとおして弾くことが多かったですが遊びに近かったと思います。
ただ楽しいからひたすらとおし練習していました。
たまにはこんな日もあってもいいですが、効率を求めるなら通し練習は1,2回にとどめておいたほうがいいです。
練習する時間帯を変えてみる
余裕がある日で一日予定がない日におすすめなのが練習する時間帯を変えてみるということです。
いつも昼に練習している人は夜に練習してみたり時間帯を変えてみましょう。
ピアノの発表会では昼に演奏することもあれば、夜に演奏する可能性も場合によってはありますよね。
そこでピアノ演奏の体内時計をいろんな時間帯で練習することで合わせておきましょう!
忙しい日のピアノ練習は?時短練習で解決!
忙しい日でも15分くらい時間が確保できれば大丈夫です!
- 15分でも十分練習できます!
- 部分練習は必ず取り入れよう
- 苦手なろころをメモしておく
- 朝のピアノ練習がおすすめな理由
- 暗譜のコツは?
15分でも十分練習できます!
平日は学校や仕事があったりでなかなかまとまった時間が取れませんよね。
その場合は1日15分の練習でも十分効果があります。
ハノンを一曲弾いても1,2分、その後の残りの時間で後述の部分練習をしましょう。
部分練習は必ず取り入れよう
部分練習はとても大切な練習法のひとつです。
気になる箇所だけを抜き出して、その部分だけ繰り返し練習します。
気になる箇所だけ抜き出して練習するので練習時間もそんなにかかりません。
苦手なところをメモしておく
苦手なところやあやしいところは紙などにメモしておき壁に貼っておきましょう。
毎日の練習で部分練習をしてひとつひとつ克服していきましょう。
朝のピアノ練習がおすすめな理由
平日は朝の練習がおすすめです。
夜、帰宅後にやろうと思うと身体が疲れていたりYouTube見たいな~とか同僚に遊びに誘われたりするかもしれません。
ですが朝なら身体も元気ですし、誘惑もありません。
実際、私は学生のころはほとんど朝に練習していました。
ただし音量には気をつけること!
暗譜のコツは?
暗譜も繰り返し練習することで必ず演奏できるようになります!
以前、記事を書きましたので是非お読みください!
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この記事のまとめ
この記事ではピアノ練習のルーティンについてお伝えしました。
まとめると以下のとおり。
- ルーティン化することで練習がクセになる
- ハノンは最強に効率のよい練習
- 部分練習が最も大事
- とおし練習は少しだけ
- 忙しい日でも15分練習できればよい
大切なことはできるだけ毎日、効率よく!
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