1996年発売のマリオRPGが2023年11月17日にリメイク版が発売される!!ということでテンションが上がっています。
スイッチ持っていないのですが買おうかな…。
という気持ちにさせられるくらいマリオRPGには神曲が多くストーリーもゲーム自体も面白い。
たくさんの人がリメイクを待ち望んでいたと思います。
スーパーマリオRPGは任天堂とスクウェア(現スクウェア・エニックス)との共同制作でした。
そのあと仲が悪くなって権利の問題などがあり、いわゆる大人の事情があったそうで、この辺りはググると詳しい記事が出てきます。
そんなこともあって今回やっと待望のリメイクが発売決定されたので喜びもひとしお。
といことでリメイク版の公式動画を見た感想、そして音楽活動している私がBGMのレビューをしていきます!
旧スーパーマリオRPGのゲーム・BGMの特徴
キャラクターたちのセリフにはところどころギャグが入り、マリオがずっこけたり(倒れたり)と全体的にコミカルな印象を受けます。
BGMもシリアスな曲調の中にもコミカルさがあり、全体的に楽しい印象です。
「対モンスター戦」という曲ですが、敵と戦うときのBGMでここまで楽しそうな曲調もなかなか珍しい気がします。
BGMを全体を通して聴いているとオーケストラヒットが多用されていることに気づきます。
オーケストラヒットとはめっちゃ簡単に説明すると「ジャン!!!」という音のこと。
このオーケストラヒットが効果的に使われており曲に締まりがでている感じを受けます。
リメイク版のダイジェスト映像を見た感想
スーパーマリオRPGではジーノというとても人気なキャラが初登場するわけですが大人の事情でその後のゲームにはあまり登場しませんでした。
クールな感じとか技の出し方とか技の名前とかがかっこいいので、なかなか出番がないのが残念でしたが、今回リメイクということで新しいグラフィックのジーノを見れるのが楽しみです。
あとはマロというキャラもいるのですが、ぶっちゃけ人気ないですね。
すぐ泣くしわがままだし…(はっきり言いすぎてかわいそうになってきた…)。
あとはこのゲームは敵キャラも魅力的なのですが、スイッチだとめっちゃグラフィックがきれいでビビりました。
スーパーファミコン版でも当時ではかなりきれいな映像に感じたのですが、今見るとなかなか粗いですね…。
リメイク版のBGMの感想
一曲あたりの使用楽器が多くなっている印象です。
ボス戦のBGMがとても好きなのですが、いろいろな楽器を使っていても、もとの曲が良すぎるため比較しにくいっていうのが正直な感想です。
BGMはスーパーファミコン版のものもかなりよいため、アレンジしなくてもいいんじゃないかな…と正直思っていたのですが、やはり新しくアレンジした曲のほうが今の美しいグラフィックには合いますね。
新しいアレンジのBGMは映画を見ている気分になりました。
従来のスーパーマリオRPGで人気の曲の感想
はっきり言ってBGMが神曲だらけなのですが、特に人気だと思う曲をあげてみます。
敵と戦うときのBGMが好きという人も多いのではないでしょうか。
ダンジョンや地上BGMもどこを切り取ってもいい曲ばかりです。
対モンスター戦
冒頭はドラムロールではじまるところがワクワクします。
とっても楽しい印象を受ける対ザコ敵のBGMです。
マリオRPGの敵キャラは基本的にかわいいですよね。
このBGMのコミカルさがマリオRPGの世界観に合っていると思います。
対 ちょっぴり強いモンスター戦
中ボス戦のBGMです。
こちらも冒頭のドラムが印象的。
ザコ敵のBGMよりちょっとシリアスな曲調ですが、オーケストラヒットが効果的に使われていて
大好きな曲です。
2回目のクロコがそこそこ強かった記憶…。
対武器ボス戦
やはりこちらもドラムから始まります。
対敵のBGMは音が跳ねているせいか共通してコミカルな印象を受けます
私は武器ボスキャラならヤリドヴィッヒが好きです。
森のキノコにご用心
多分一番人気の曲だと思います。
「ハナチャンの森」のBGMですね。
ハナチャンはめちゃくちゃかわいいですよね。
最初一つの楽器でメロディを演奏しているのが、ユニゾンになって音に厚みがでるところとか
伴奏で16分音符が繰り返されるところが好きです。
マリオRPGの中ではダンジョン的にめんどくさいところですね。
土管からコンニチハ
おなじみマリオシリーズの地下BGMのアレンジですね。
メロディがちょっとずれて演奏されたり、リズムが原曲と変わってシンコペーションになってたりします。
ドラムのハイハットのチチチッていう音がいいですね。
そしてわたしの名はブッキー
ブッキータワーの中ほどまで上がったときの曲ですね。
オシャレでかっこいい曲です。
ブッキーは敵キャラの中でもかなり好きな方なんですがマリオRPGにしか出てないみたいですね。
旧マリオRPGは従来のRPGより操作性があって面白かった
昔の他のRPGだと基本的にコマンドを選んだら、それでターン終了というゲームが多かったと思います。
マリオRPGは「アクションコマンド」と言って、コマンドを選んだあともボタンを押すことで防御してダメージを軽減したり、ボタン連打で攻撃が続いたりと操作が楽しかったです。
リメイク版では「アクションコマンド」にも追加要素があるらしいので更に楽しめます。
他にもマロの「なにかんがえてるの」っていう役に立たない技があるんですけど、敵の考えていることがわかって面白かったですね。
そしてミニゲーム要素もたくさんありました。
私が好きなのは「ばくれつカブトムシ」っていうミニゲームでインベーダーゲームみたいな要素があるゲームでした。
またリメイク版は新規ムービーも追加されるそうなので、きれいなグラフィックでキャラクターが見られると思うと楽しみですね。
私の好きな曲を3つ挙げるとしたら…
- 楽しい冒険愉快な冒険
- ジーノの目覚め
- さよならジーノ… 星の窓から見る夢は
上記の3つが私的ベスト3です!
楽しい冒険愉快な冒険
「楽しい冒険愉快な冒険」はオープニングデモで流れる曲です。
これから冒険が始まるというワクワク感が楽しい曲です。
最後のほう不穏な感じで終わりますが、その少し前の2回目のサビ部分ではパーカッションが演奏されていなかったりします。
一聴するとメロディは同じなのですが伴奏で使われてる楽器が繰り返し部分では違うということがほかの曲でもありますね。
こんなにコミカルな曲をマリオの世界観を崩さず作れる下村陽子さんはやっぱりすごい…。
ジーノの目覚め
「ジーノの目覚め」は「剣は降り星は散る」という最初のほうで流れる曲がイントロで使われており、そのあと裏メロともいえる伴奏が入り、ジーノが目覚める様子が描かれたBGMです。
物語性があってとてもすきな曲です。
低音の伴奏すら物語性がある感じがします。
とにかく最初から最後まで聴いていて心地よい…。
強くてかっこいいジーノが大好きです。
さよならジーノ… 星の窓から見る夢は
「さよならジーノ… 星の窓から見る夢は」はエンディングで流れる曲です。
今まで冒険してきた思い出が蘇ってきてゲームクリアした達成感と「もうこれでおしまいなのか…」という少し悲しい気持ちになります。
ピアノがとてもきれいで抒情的なのですが、途中からテンポアップし曲のフィナーレに向かうところが「これでおしまい!」と告げているようで、悲しいきもちになりますが物語の終わりが感じられ達成感がありとても好きです。
曲の中にストーリーがある感じがスーパーマリオRPGのBGMが神曲が多いといわれる所以ではないかなと私は思います。
スイッチめっちゃほしくなってきた…。
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