パソコン一台でできる副業がしたい…。
そう思っている方は多いのではないでしょうか。
ライティングであれば初心者ならば基本的にそこまでスキルも求められません。
2020年のコロナ禍の際、初めて在宅ワークを経験しライティングの案件をいくつかこなしました。
その後新しい仕事が決まったので一旦は辞めてしまったのですが、今月(2023年9月)は時間があるのでライティングを再開することに…。
経歴にしてわずか3か月(合計)しか経験がないですが、契約の必要なプロジェクト形式のライティングを7件クラウドワークスで受けることができました。
またライティングにはチャットワークなどのツールも欠かせません。
必要なツールなどについてもここではお伝えしていきます。
この記事は以下の方におすすめです。
- 初心者でライティングをしてみようと思っている方
- ライティングに必要なツールが知りたい方
- WEBライターの実態が知りたい方
ライティングは在宅ワークの中では比較的初心者でもやりやすいお仕事だと思います。
ぜひ最後まで記事をお読みください!
クラウドワークスで初心者がライティングの仕事を受けるにはどうすればいいか
在宅ワークや副業が初めての方であればクラウドワークスのような自分で案件を取ってくるお仕事はとても緊張するのではないでしょうか。
クライアントが親切かどうか、報酬をちゃんと支払ってくれるかどうか…不安がつきものです。。
まず最初にやるべきことをまとめてみました。
- まずクラウドワークスの使い方に慣れておく
- クライアントのプロフィールや仕事内容をしっかり確認する
- 最初は経験を積むことを優先する
まずクラウドワークスの使い方に慣れておく
まず最初は書ける範囲で構わないのでプロフィール欄を充実させましょう。
クラウドワークスでは他のワーカーのプロフィールも確認できるので参考にチェックしてみるといいと思います。
ちなみに私はプロフィール欄には簡単な学歴・職歴、得意なジャンル、今までの実績、使用できるツール、連絡が取れる時間などを書いています。
登録などが一通り済んだらやりやすそうなアンケート業務から始めてみるのがいいと思います。
ただアンケートといっても怪しい案件もたまにあるので、クライアントの情報や仕事内容を確認するようにしましょう。
LINEでやりとりする案件は基本的に避けておいた方が無難です。
アンケートのページに行ったらどこからメッセージを送るのかなど確認しておきましょう。
仕事を契約する際に必ずメッセージは使いますので慣れておきましょう。
基本的に納品もメッセージに添付してクライアントに送ることが多いです。
クライアントのプロフィールや仕事内容をしっかり確認する
クラウドワークスは怪しい案件もいくつかあります。
もちろんちゃんとした会社もありますが最初は右も左もわからない状態だと思います。
私はクライアントのプロフィール欄では以下の部分をチェックしています。
- 総合評価が4.5以上(4.0以上4.5以下でも場合によっては検討)
- 募集実績が10件以上
- プロジェクト完了率が70%以上
- 口コミで不安なことが書かれていない
総合評価が4.5ならまずは安心かな…という感じがします。
ただ慣れてきたら4.0以上あれば、ほかにも詳細をチェックしてみて、案件によっては受けてみてもいいかな…というのが私の感想です。
募集実績が1件などの場合は応募しないほうが無難です。
募集実績がある程度あるクライアントのほうが、慣れているため不安も少ないです。
プロジェクト完了率とは契約を途中終了せずに完了した契約の割合のことです。
ここが低すぎるとちょっと怪しいです。
口コミでは詳細が書かれていることが多いので、最近のものをかならずチェックするようにしてください。
総合評価が高評価のクライアントでも口コミでは「態度が威圧的だった」などと書かれているものも見かけます。
対応が丁寧かどうか、対応が極端に遅すぎるということがないか、報酬に対して極端に業務内容が多くないかどうかはチェックすべきポイントです。
「初心者ライティングの方募集!」と謳っているクライアントがよくいますが、必ず報酬をチェックしてください。
一文字0.1円など激安の場合は要注意です。
私は以前そのようなクライアントの案件に応募し、ありえないほどの文字数を頼まれました。
また「稼ぎながらライティングが学べます!」や「ライティング講座の感想を書いてください」といった案件も避けておく方が無難でしょう。
以前「ライティング学習」の案件に応募して、情報商材のようなものをLINEで送ってこられました。
クラウドワークスでよく使われるツール
主にライティングで使うツールは以下の2つです
- テキストを書くためのツール
- 連絡をとるためのツール
テキストを書くためのツール
ライティングには以下のツール(アプリ)がよく使われています。
- Word
- Googleドキュメント
- Word Press
Word
Wordは会社で働いていたら使うことが多いかと思います。
Wordの他にもoffice系のソフトならExcelやPowerPointは基本的な操作だけでも使えるようになっておくと何かと便利です。
今はYouTubeでわかりやすい動画がありますので、今後のためにも一度見ておいた方がよいでしょう。
Googleドキュメント
Googleドキュメントも使っている人は多いのではないでしょうか。
もし使ったことがなくても「Googleドキュメント 使い方」などで調べれば基本的な使い方について説明されています。
Word Press
Word Pressでの入稿を希望されるクライアントも多いですが、こちらはブログを運営したことがある方でなければ知らないという方も多いかもしれませんね。
ただ記事を書いたり、見出しを付けたりという操作はとてもシンプルです。
Word Pressが使えるようになると報酬も上がる確率が高いので余裕があるときに勉強しておきましょう。
連絡をとるためのツール
クライアントとはメッセージ以外のツールで連絡をとることもあります。
よく使われているツールは以下のとおり。
- チャットワーク
- Zoom
- Teams
チャットワーク
チャットワークはクラウドワークスでよく使われている印象です。
その名のとおりチャットのツールです。
基本的なことだけ操作できれば大丈夫だと思います。
Zoom・Teams
ZoomやTeamsは仕事の面接などでも使われることが多いですよね。
使ったことがある人も多いのではないでしょうか。
操作もそれほど難しくありません。
ただこちらの2つはビデオ通話になるため、ライティングの業務ではチャットワークほどは使われていない印象を受けます。
ただしっかりとした会社がクライアントの場合、面談がある可能性もあるので使えるようにしておくことに損はないです。
クラウドワークスでライティングを受ける際、お仕事の流れ
ここでは実際にお仕事の流れを書いていきます。
- 気軽な相談・スカウトが来る
- 応募する
- 場合によってはテストライティング
- 本契約後、仮払いを確認し執筆開始
- 最終チェックのあとに納品(修正などが入る場合もあり)
気軽な相談・スカウトが来る
自分から応募せずともプロフィールにライティングがしたい旨を書いておくと相談やスカウトがくる場合もあります。
そのためプロフィール欄は書けるジャンルが決まってきたら、ある程度充実させておきましょう。
プロフィールを詳細に書くことでクライアントも依頼がしやすくなります。
応募する
気になる案件があれば詳細を確認し応募してみましょう。
仕事内容は必ずしっかり確認してください。
契約後クライアントの行き違いがあると低評価につながりかねません。
わからないことがあれば契約前にかならず質問しておきましょう。
場合によってはテストライティング
案件によってはテストライティングがあるものもあります。
ただしテストライティングで報酬が発生しないクライアントの場合は、悪質な可能性が高いです。
必ず報酬が発生するテストライティングの案件を選んでください。
本契約後、仮払いを確認し執筆開始
条件に同意すれば本契約となります。
かならず仮払いされたことを確認してから執筆してください!!
クラウドワークス側からも同様の注意喚起の通知が来ます。
フリーランスの形態では何か起こっても基本的に自己責任です。
もちろん対処していても、問題が発生することはありますが余計なトラブルを避けるためにも基本的なルールは守っておく方が自分のためにもなります。
最終チェックのあとに納品(修正などが入る場合もあり)
記事が完成したら誤字・脱字がないかどうかなどチェックします。
またコピペチェックや文字数もツールでチェックします(ググればツールが出てきます)。
修正依頼はクライアントの手間になるのでできるだけ避けたいです。
チェックしていても修正があるときがありますが…。
しっかり確認して記事として仕上がっていると判断すれば納品をします。
そのあと検収され報酬をいただくという流れになっています。
ライティングをして実際の業務や文字単価は?
2023年9月よりクラウドワークスでの活動を再開し、ライティングをしています。
以前にもクラウドワークスでライティングをしたことがあること、書いた記事の実績(その時点でポートフォリオはなし)をプロフィールに載せていたらスカウトが来ました。
ここでは実際に私が受けた案件の流れを特定できない範囲で書いていきます。
読んでいただくことで実際のお仕事をイメージしやすいかと思います。
- 最初に条件や書くジャンルなどを確認する
- マニュアル・記事のサンプルをもらう
- 執筆開始
- 最終チェック
- 納品
- いただいたジャンル、文字単価について
いただいたジャンルや文字単価についてもお伝えします。
最初に条件や書くジャンルなどを確認する
クライアントから送っていただいたメッセージにて、条件や何についての記事なのかをしっかり確認します。
何のジャンルの記事を書くのかだけでなく、何について具体的に書くのかも確認しておくと後々作業がやりやすいかと思います。
この部分が意外と大切で、しっかり確認しておかないとクライアントと食い違いが生まれてしまいます。
何回もいいますがわからないことは必ずクライアントに確認しておきましょう。
マニュアル・記事のサンプルをもらう
基本的にライティングの案件ではマニュアルやサンプル記事があります。
それらがメッセージに添付されて送ってこられると思うのでしっかりチェックします。
送られてくるマニュアルは文字数が多いものもあるので、私はパソコンのメモ帳に箇条書きで大事なところだけ書いておきます。
このメモ帳の簡易版マニュアルをみながら作業し、最終チェックでクライアントからいただいたマニュアルをチェックすることが多いです。
執筆開始
ここまで来てやっと執筆開始です。
意外と手順が多いですよね。
最初の段階で文章を書くときは間違いはそこまで気にしなくて大丈夫だと思います。
「てにをは」が間違っていないか、誤字がないか、主語→述語になっているかなど基本的なことだけチェックしながら書いていきます。
またあまりにも書けない時は他のWEBサイトの記事も参考にします。
ただし丸パクリはNG!!
(もし引用したい部分があるのなら参照元がわかるように記事にURLなどを載せておきます。)
参考にする部分は一般的な知識、共通認識の部分、そして構成などを参考にします。
自分の意見や実体験を入れたり、具体的な説明を追加することで文字数も増えます。
最終チェック
記事が完成したら最終チェックです。
具体的には以下ことを確認します。
- マニュアルのルールに沿って記事が書けているか
- 文字数チェック
- コピペチェック
- 誤字・脱字がないか
- 文章が意味不明になっていないか
- 説明がわかりやすいか(順序だてて説明できているか)
ここまできてやっと納品作業にはいります。
納品
クライアントに指示された方法で納品します。
もし修正依頼がかかればすぐに対応します(基本的に24時間以内に対応したほうがよいです)。
もし多めに修正依頼が入っても、すぐ対応すれば評価が下がる確率も低いと考えられます。
無事、納品できたらあとはクライアントが検収や支払いを行ってくれます。
仕事が完了したら忘れずにクライアントの評価もつけるようにしましょう。
いただいたジャンル、文字単価について
私が依頼されたのは就職・転職関連がテーマの記事でした。
特定されると困るのでややぼかしますが、文字単価は1.0円以上でした。
初心者に依頼するにしてはやや高めでした。
ちなみに文字数は2500~3000文字を依頼されました。
手数料は5%~20%引かれます(報酬によって違います)。
ライティング業務をするメリット・デメリット
ライティングのお仕事はメリットもあればデメリットもあります。
メリットは以下のとおりです。
- 一人でもくもくと作業できる
- 隙間時間でも働ける
- ライティングスキルが上がる
逆にデメリットは以下のとおり。
- 時給換算すると安いことが多い
- 調べものをしないといけないことが多い
- 希望するジャンルの案件が少なめだったり文字単価が安かったりする
一人でもくもくと作業できる
なんといっても一人で作業出来ることは私にとってはかなりメリットがあると感じました。
職場だと同僚によっては仕事の進捗が全然進まなかったりします(その逆もありますが)。
同僚に影響されることがなく何かあっても自分の責任なので、その点で業務内容から受けるストレスはほとんどない感じです。
わずらわしい人間関係がないのも大きなポイントです。
隙間時間でも働ける
私の場合ですがよっぽど難しいテーマや専門的なテーマでない限りは30分あれば1000文字程度は書くことができます。
(ただし私はフリーブログを3年以上運営しているので、初心者の方よりかなりライティングが早いと思います)
外出先でパソコンが使えない場合でも、簡単な構成を考えたり参考になる記事をネットで調べて読んだりすることはできます。
またメモなどに簡単にライティングする内容と構成を簡単に書いておいて、思いついたときにスマホのメモアプリなどに保存しておくことも可能です。
ライティングスキルが上がる
言うまでもなく文章を書き続けるとライティングスキルがアップします。
ここまで読んでそれでもまだライティングのお仕事に応募する勇気がないという方は、日記や日記形式のブログをはじめてみるといいと思います。
日記であっても書き続けることで端的に情報をまとめる力や文章力は確実にあがっていきます。
また会社で働いているひとはメモや書類も意識してわかりやすく平易な言葉で書くことを意識することをおすすめします。
毎日の仕事で作成する書類も立派な文章です。
ライティングスキルを高めるためにはとにかく量を書いて見直すということが大事です。
基本的にライティングのお仕事では難しい言葉で書くことは要求されません。
はじめは書きやすそうなジャンルから初めてみて着実にライティングスキルを上げましょう。
時給換算すると安いことが多い
私が上記に書いた、就職・転職関連の記事は時給に換算すると1000円くらいでした。
1000円でも初心者であればかなりいい方だと思います。
5000字以上必須で文字単価が0.1円という案件もかなり多いですが、私はこういう案件は受けないようにしています。
5000字書いて0.1円の文字単価であれば報酬は500円です。
私が5000字書くとすると、調べものをする時間も含めて大体3時間はかかると思います。
時給に換算すると170円弱ですね…。
これなら近くでテキトーにアルバイトしてる方が全然マシです。
文章を書くのが比較的早い私でもこの金額にしかならないので、初心者の方だったらもっと時給換算すると安くなるかもしれないです。
安い案件がすべて悪いとは言いませんが、時間は効率的に使った方がいいです。
文字数が少なくてOKとか書いていて楽しいジャンルや自分の得意なジャンルだったらやる価値はあるかと思います。
経験を積むためにできそうなものからやるのであれば、安い案件も引き受けていいと思います。
ただいつまでも安い案件をこなすのは時間がもったいなさすぎます。
安い案件をこなすくらいならSEOの勉強とか専門的な知識を学ぶほうがよっぽど有益になります。
SEOを意識した文章が書ける方は平均より高めの報酬をもらえることも多いです。
また薬剤師や看護師なども専門的な知識があるので報酬が高めに設定されているなとかんじることが多いです。
あとは珍しいペットを飼われている方や特殊な資格を持っている方も報酬が高い傾向にあります。
調べものをしないといけないことが多い
これは書くジャンルにもよりますが、ライティングの内容によってはいただいたテーマを調べることにかなり時間がかかることがあります。
一般的に使われている商品の説明でも間違った情報を書くわけにはいかないのでネットなどで調べたりすることも必要になります。
先日あるクライアントから専門的なテーマを扱ったライティングをしてほしいと依頼がありました。
私がいただいたテーマに全くと言っていいほど知識がなかったため、まずググって基礎的な知識から身に着けることにしました。
幸い文字数が3000字程度だったのと、キーワードをもらっていたため調べる時間は一時間程度で済みました。
キーワードをもらっていると何について調べればいいか、どう書けばいいかがわかりやすいです。
ライティングにはある程度「検索力」も必要かもしれません。
希望するジャンルの案件が少なめだったり文字単価が安かったりする
基本的に初心者歓迎と謳っているところは応募者も多い印象です。
私はあまりそういう案件には応募せず、メッセージをいただいたクライアントの案件を優先的に受けるようにしているのですが、そのような印象を受けます。
また初心者でも歓迎=誰にでも間口が広いテーマが多い気がします。
大雑把に言うとライフスタイル系の記事です。
正直ライフスタイル系の記事はネタがかぶりやすい気がします。
ライフスタイル系は正直あまり高単価な案件は見たことがないです。
最初は自分の経験から書けそうなジャンルを絞って、そこから書けそうなテーマを選ぶのがいいと思います。
仕事で残業時間がありえないブラック企業に勤めていたとか、5人子供を育てて大変だったとか…。
私は転職を5回以上しているので就職・転職関連の記事は大変書きやすかったです。
ライティングに応募する前にまず自分の経験を振り返るのもおすすめです。
この記事のまとめ
クラウドワークスでライティングの案件のお仕事のまとめは以下の通り。
- 怪しい案件には応募しない
- 激安案件に応募しない
- 口コミはしっかりチェック(重要)
- LINEやメールアドレスを使わない案件に応募する(連絡はサイト内のメッセージやチャットワークなどを使う)
- WordやGoogleドキュメントの使い方の基本を押さえる
- チャットワークやZOOMなど連絡ツールの使い方の基本を押さえる
- 書きたいジャンルを決めておく
- 最初は報酬が安い(高くて時給換算で700円~1000円程度)
- 実績を積んだり、Word Pressが使えるようであれば文字単価が上がることが多い
正直フリーランスのような形態で働くのは最初は全然稼げないと思います。
もし本格的にライティングなどのお仕事をしたいのであれば、本業をしながら副業として始めたほうがいいと思います。
ある程度実績ができたらフリーで働くのもありかなと思います!
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