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WEBライティングの仕事は初心者もやりやすい、その理由について

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以前、短期間ですがWEBライティングのお仕事をしていました。
ライティングはプログラミングなどのように特別な勉強をしなくてもできるので、初心者の方が始めるにはハードルが低く最初の副業としてはおすすめだと思います。
ただ最初からは稼げませんが…(後述します)。

WEBライティングの仕事とは

WEBライティングとはネットに掲載される記事を書くことを指します。
ジャンルは様々でブログ記事やコラム記事の場合もあれば商品・サービスについての記事などについてもクライアントから依頼されることがあります。

ブログ記事やコラム記事の場合はテーマが搾られていることもありますが、基本的に自分の経験したことなどをもとに記事を作成すればいいため比較的書きやすいと思います。

それとは対照的に商品やサービスの記事であればある程度調べた上で記事を作成しないといけません。

ただクラウドソージングサイトで募集されている多くの記事は既存の商品・サービスの記事のリライト作業が多い印象です。

たとえば「プロテインの効果についてリライトしてほしい」と言われたとします。


まず、Googleなどで「プロテイン」と検索し上位5位くらいまでの記事を確認し、それらの記事をわかりやすくまとめ、書き直すという作業になります。

たとえばAというサイトでメリットが2つ書かれていたとします。

他のサイトBではAに載っていたメリット2つに加え、デメリットも書かれている…それらを一つの記事にまとめるみたいな感じです。

それに加え読みやすさも考慮しなければいけません。調べて要約する…みたいな感じでしょうか。論文をつくるときの作業にちょっと似ているかもしれません。

間違えたことを書いてはいけないので、ブログやコラムにくらべてやや神経質にならないといけません。

初心者の方や自分の好きなことだけ書きたいという方はブログ記事・コラム記事作成のほうがやりやすいと思います。

使用するツールについて

私がWEBライティングの仕事を開始したのは2020年5月くらいでしたが、今現時点でも使用するツールについてはそんなに差異はないと思います。
初心者の方でも必要なのは主に以下の3つくらいかなと思います。

  • 文章作成ツール
  • 文字数カウントツール
  • コピペチェックツール

私の場合は文章作成ツールはWordをつかうことが多かったです。
Wordで作成しクライアントの方に送かったのですが、その他Googleドキュメントなども使っていました。


Googleドキュメントでは文章や文章の書き方のルールを共有したりできるのでとても便利です。

文字数カウントツールは、クライアントが文字数を指定してくる場合が99パーセントなので必須です。

文章を書いていて、長くなりすぎてしまった!!ということが以外と起こるので、その場合は句読点などを見直します。

コピペチェックツールについては無料のものであれば4000字くらいまでチェックできますが、簡単な記事を書くならこれで十分です。

商品・サービスの記事であればコピペチェックは必須ですが、ブログやコラム記事の場合もトラブルを避けるため念のためチェックしておいたほうが良いと思います。

注意するべきこと

初心者の方がWEBライティングの仕事を受けるには、クラウドソーシングサイトで案件を探し応募してみるのが一番簡単な方法かと思います。

ただし報酬は激安です。

クラウドソージングサイトではとんでもない安い報酬で依頼してくるクライアントがいます。
私も経験がありたしか300円にも満たない案件だったと思いますが、とても厚かましいお願いをされたことがあります。

人気アニメのキャラクターについて身長・体重、生い立ち、プロフィールなどをネットで上位検索し、記事をまとめてほしいとの案件でした。

主要キャラの分だけ記事をクライアントに納品したところ、「なぜこれだけしか記事がないのですか?ほかにもキャラいっぱいいるでしょう!」的なことをものすごく丁寧な口調(文章)で、しかし威圧的に言われました…。

当然報酬が仕事量にまったく見合ってないため、その返答が来たときにお断りしました。

また「ライティングの勉強をお金をもらいながらできますよ」と謳ってくるクライアントもいました。

こちらももちろん報酬は激安です。

ですが初心者の弱みに付け込み、「仕事しながら勉強ができる」と謳っているのです。


初心者の方は評判をみてある程度、実績のあるクライアントを選んで仕事を受けたほうが無難です。

またSEO(上位検索にひっかかること)を意識して書いてほしいという依頼も最初は避けておくほうが無難かなと思います。

まずは読みやすい文章を書く練習からしたほうがいいと思います。

読みやすい文章を意識する

読者がいる以上、読みやすい文章を書くことを意識するのは当然のことです。

では読みやすい文章とは何なのか。

一番大事なことは「主語→述語」という基本的な文章が書けているかどうかです。

短い文章だと簡単なのですが、長文になると文章の構造がわかりにくくなるため注意が必要です。

ですが基本的に長文を書く必要はありません。

これは小説を書く際にも言えることで、実際本を読んでみるとわかるのですが売れている作家ほど回りくどい文章や長文が少ない印象を受けます(まったくないわけではない)。

ライトな文章が好まれる記事もあればお堅い文章が好まれる記事もあります。

またときには読者に語りかけるような文体も必要とされることがあります。

私の2020年に書かせていただいたブログ記事を例にだすと「大変な世の中になりましたね」と文頭で読者に語りかけるような出だしです。

何回かクライアントの方に「記事が読みやすい、わかりやすい」と褒められたことがありますが基本的に文体などは既存の人気ブログなどを真似して書いていました(文体だけを真似すること!)。

その他にも読みやすい文章を書くコツはたくさんあります。

文章のについての書き方は以下の「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本がわかりやすかったです。

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場面の切り替えなども、どうすれば読者がわかりすいと思ってくれるか詳しく書かれています。

文章は頭のなかで考えていることをそのまま書くのではなく「翻訳する」ということが書かれていたのが印象的でした。

この方は「嫌われる勇気」という本を書かれたことでも有名ですよね。

文章についての本は古くは谷崎潤一郎の「文章読本」も読んだことがありますが、こちらは「美しい文章を書く」ということに重きが置かれていた印象です。

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小説やエッセイなども書きたいという方はこちらも一読の価値がありますが、WEB上の文章で求められるのは読みやすさ、わかりやすさです。

私もこの記事を書くにあたって、改行や句読点などをかなり意識して書いています。

私はWEBライティングの仕事はあまり稼げないのと、そのあとしばらく事務の仕事に就いたので途中でやめてしまいましたが、経験を積めば1文字あたりの単価が高くなることもあるので、根気のある人は続けてみてはどうでしょうか。

WEBライティングの仕事を経験してリモート(オンライン)で仕事をすることに抵抗がなくなったので、やってみてよかったと思います。

スキルは特にないけどパソコンで仕事をしたいという人であれば一回やってみるのもおすすめかなと思いました。

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