楽器独学者の配信や私のピアノレッスンを受けたいと言う方の独学で練習したピアノ演奏をいくつか見てきました。
なかなか上達しないと言われましたが、そういった人たちには共通点がありました。
楽器独学者がなかなか上達しない理由
楽器独学者で上達しない人の共通点を以下にまとめました。
- きちんと拍子をとっていない
- 間違っているフレーズを練習しない
きちんと拍子をとっていない
「拍(はく)って何ですか?」と聞かれたことがあります。
拍(拍子)は音楽を奏でる上でとても重要になってきます。
初心者の人の多くは最初にメロディの音程を正しく弾こうとする人が多いです。
ぶっちゃけちょっとくらいメロディを間違えても、拍を正しくとっていれば曲に聴こえます。
私が体験レッスンを行った生徒さんは拍(拍子)はとっていました。
ですが拍(拍子)の取り方に問題がありました。
4拍子の曲なので4拍数えるのですが、あきらかに2拍目だけめっちゃ長い!!
拍はぜんぶ同じ長さで均等に数えること!!
めっちゃくちゃ大事なことです。
メトロノームなども使ってきちんと拍をとるようにしましょう。
メトロノームはWEBやアプリでも使えるものがいくつかあります。
間違っているフレーズを練習しない
ピアノなどの楽器が下手な人に共通しているのが間違ったフレーズを間違ったままにしているということです。
その間違った部分以外は弾けているわけですから、その問題の部分だけを取り出して練習すれば一曲弾けたということになります。
楽器練習で大事なことは「一曲をまるまる弾く」ことではなく「苦手な部分だけを練習する」ことです。
上手な人ほど無駄な練習はしません。
勉強と一緒です。
頭のいい人は解ける問題を何回も繰り返して解いたりしません。
苦手な部分だけを徹底的に繰り返すことで、勉強も楽器の練習も身につくのです。
間違っているフレーズを取り出して、その部分だけ繰り返して弾くのが上達への近道です。
正しい練習方法を身につけよう
楽器を独学で練習している人の共通点を書きました。
正しい練習方法を身につけることが大事です。
では正しい練習方法とは何か?
以下にまとめました。
- 正しく拍をとる
- 部分練習をする
正しく拍をとる
正しく拍(拍子)をとることはめっちゃくちゃ重要です。
何回でも言います!
最初は超ゆっくりでもいいので均等に拍を数えて、慣れてきたらメトロノームを使いましょう。
最初は難しいかもしれませんが、なんども同じフレーズを繰り返し弾くことで慣れてきます。
部分練習をする
曲が弾けるようになるためには自分がどの部分が苦手かを把握しておくことが大事です。
苦手な部分がわからないのであれば、一曲とおして弾いてみて間違ったところに印をつけておきましょう。
その部分だけ取り出して練習すればOKです。
練習の仕方ですが間違ったまま何回も練習しても意味がないので、最初は絶対に間違えない速さで弾きます。
そのあと曲として聴けるくらいの速さで弾き、少しずつテンポをアップしていきます。
慣れてきたら一曲とおして弾いてみましょう。
で、まだ間違える部分があったらそこを徹底的に練習する!ということを繰り返します。
この記事のまとめ
楽器独学者がなかなか上達しない理由は以下の2つが主な理由。
- きちんと拍をとっていない
- 間違っているフレーズを練習しない
正しい練習方法を身につけることが大事です。
正しい練習方法は以下の2つ。
- 正しく拍をとる
- 部分練習をする
この記事が楽器独学者の方の参考になれば幸いです!
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